この記事は上記のようなお悩みの方におすすめの内容となっています。
この記事はギター歴20年以上の筆者が『Mademuクリップチューナー』について解説します。
是非とも参考にしていただけると幸いです。
Mademuチューナーとは?
Mademuチューナーとは『日本橋楽器』さんから販売されているオリジナルブランドの商品『NAT-01A』チューナーです。
主にコスパの高いアコースティックギターセット販売に力を入れており、ECサイトなどでも上位にランクインするほどの人気です。
そのアコギセットに付属されているチューナーもこの『Mademuチューナー』(一部例外あり)
Mademuのアコースティックギターレビュー記事もあります⇩
Mademuチューナーの各部名称
Mademuチューナーの使い方
使い方は以下の5項目
上記の項目順に説明するよ。
❶電池を入れる
電池は付属のCR2032を使用します。
裏側のふたをスライドしてあけ、電池をプラスマイナス間違えない様に入れます。
CR2032(3V)はコンビニや100均ショップでも売ってるよ。
❷電源を入れる
ディスプレイ側にある『オレンジボタン』を一回だけ長押します。
また再度長押しすると電源が切れます(数分経つと自動でも電源OFFになります)
もし電源が入らない場合は、付属電池が放電している可能性があるので新しいのに交換してみましょう。
❸使用楽器に合わせてモードを設定
ギター演奏するかたはモード『G』または『C』を選びます。
電源が入った状態で『オレンジボタン』を押すたびにモードが切り替わります。
表示 | |||||
モード | クロチックモード | ギターモード | ベースモード | バイオリンモード | ウクレレモード |
説明 | 半音階に対応したモード | ギターのレギュラー チューニングに対応 | ベースのレギュラー チューニングに対応 | バイオリンの 基本チューニング | ウクレレの チューニングに対応 |
使用楽器 | 三線など オール楽器に対応 変則チューニングなど | アコースティックギター エレキギターなど | エレキベースなど | バイオリンなど | ソプラノタイプ コンサートタイプなど |
※モードボタンは一つしかないため何度か押してあわせます。
初心者のかたは始めにモード『G』を設定しましょう
❹チューナーをギターに取り付ける
クリップ式チューナーは画像のようにクリップを使いギターに挟んで取り付けます。
基本的にはギターのヘッド部分に取り付けますが、音の振動をしっかりと拾える場所ならどこでもOK
取付が出来たらディスプレイが見えやすいように動かして調節しましょう
➎チューニングする
【ギターのレギュラーチューニング】について説明します
ギターのレギュラーチューニングは6弦から『E・A・D・G・B・E』となります。
モード『G』を選択した場合、6~1弦を1音ずつ鳴らすと『各弦』と『音程』『インジケーター』がディスプレイに表示されます。
音程がぴったり(インジケーターが真ん中を指す)の場合、ディスプレイは画像のように『緑色』に点灯します。
『表示と調整ペグの確認』
6弦 『E(ミ)』 | 5弦 『A(ラ)』 | 4弦 『D(レ)』 | 3弦 『G(ソ)』 | 2弦 『B(シ)』 | 1弦 『E(ミ)』 | |
表示 | ||||||
ペグ |
『各弦のチューニング方法』
弦は6弦側から順番に鳴らし単音弦でチューニングします。
※1音以上(和音)の音が鳴ると音が拾いにくくなるので注意
ゆっくりとペグを回し『真ん中』に合わせます。
反対にインジケーターが高く表示された場合は弦を矢印の方向へまわし真ん中を過ぎるまで緩めます。
これを繰り返し行います。
はじめは大変ですが、何回か繰り返すことで慣れてきますよ
『チューニング』がうまくいかなかった方へ
『❶音がチューナーに反応しない』
小さい音で鳴らしている
音が小さいと反応が悪くなるのでしっかり鳴らしましょう。
ピックなどを使うほうが反応もよくなるので、使用してみましょう。
取付位置が適正ではない
基本的にはギターのヘッド部に取り付けますが、サウンドホールに付ける場合もあります。
クリップ式チューナーのほとんどは『ピエゾ素子(圧電素子)』というマイクを使って音を拾うため、スマホに付いているコンデンサマイクとは違い空気振動は拾えません。
クリップチューナーがギターボディーの一部に密着していることで振動をキャッチすることができます。
電池の残量がほとんどない
電池残量が少ないと反応は鈍くなります
付属の電池がすでに放電状態になっている場合があります。
新しいのに交換しても、電源が付かない場合はメーカーに問い合わせて交換してもらいましょう。
初期不良であれば交換してもらえます。
『❷目的の音になかなか合わせられない』
おそらく音が迷子になっている状態です。
初心者のかたの場合、新しく張り替えた弦の音程がわからなくなることがあると思います。
たとえばモード『G』で違う音程が表示されてしまうような場合
6弦の『E』に合わせたいのに4弦の『D』が表示されることがあります。
これは6弦の音程が『E』の音程よりも『D』の音に近かったためそのように表示されてしまったということになります。
対処方法
モード『C』のクロマチックモードを使用し今の音程を確認します。
例えば6弦を鳴らした時に『E』に合わせたいのに『D#』と表示されてしまった場合、弦を締めて『E』に合わせます。
※チューニング方法は前途記述した通りです。
⇩下の図を見て頂くとわかるように6弦の『D#』は『E』より前にあるため音程が低いことになります。
音を鳴らす➡音程を確認➡低ければ弦を締めて、高ければ弦を緩めます➡全弦、合うまで繰り返します。
ちょっと難しいかもしれませんが、是非チャレンジしてみてください。
『まとめ』
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただき、すこしでも参考になっていただけたら嬉しくおもいます。
さいごまでご覧いただき誠にありがとうございました。
【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。
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