音楽・ギター歴20年以上、音響の仕事経験のある筆者が『TC ELECTRONIC BodyRez』について詳しく解説しますよ。
これから購入を考えている方や、そうでない方も是非参考にしていただけると幸いです。
【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。
『TC ELECTRONIC BodyRez』とは
『TC ELECTRONIC BodyRez』とは
BodyRezは、楽器そのものの特徴を損なうことなくギターマウント・ピックアップを使用する際に失われがちな楽器本来の響きを引き立てる『ピックアップ・エンハンサー』
エレアコプレーヤーの方に多い悩みである『エレアコ臭さ』を解決してくれるアイテムです。
バイパスモード | トゥルー・バイパス |
入力 インピーダンス | 1MΩ |
出力 インピーダンス | 100Ω |
USBポート | Mini USBコネクター(ソフトウェア・アップロード用) |
電源 | 標準9V DC、センターマイナス、100mA ※電池駆動不可 |
サイズ (幅×奥行×高さ) | 約48×48×93mm |
『TC ELECTRONIC BodyRez』の魅力的ポイント
❶『よりアコギらしい奥行のあるサウンドに』
『生音サウンドを付加』
多くのエレアコに搭載されているピックアップのほとんどは『アンダーサドルタイプのピエゾピック』が使用されています。
但しそのラインサウンドはアコギとは程遠く、所謂『エレアコサウンド』です。
バンド演奏では、複数の楽器と重なる場合は良いアンサンブルとはなりますが『ボーカルとギター』だけだと違和感を感じるかたも多いのではないでしょうか。
『BodyRez』はそのようなエレアコサウンドをリアルなアコギサウンドに近づけるためボディー鳴りやエアー感など付加してくれます。
❷『1ノブコントロールで使いやすくコンパクト』
『超コンパクト設計』
アコースティック・ギターを楽器本来の音で聴かせること。その単純明快な目的に相応しく、ペダルにはノブが一つしかありません。その唯一のノブは、アコースティック・ギター専用に特性が緻密に練り上げられた内部のコンプレッションとフィルター群を調整します。
❸『フィードバック除去回路搭載』
『あると便利な機能』
音響でいうフィードバックとは、ギターとアンプとの共鳴によって生み出されるノイズですが、そのノイズを『BodyRez』のフットスイッチをONにすることで、自動的に除去してくれるという機能が搭載されています。
『TC ELECTRONIC BodyRez』のデメリット
❶『ピックアップによっては結果は異なる』
『アンダーサドルやマグネットピックアップ』
❷『単体では細かな調整はできない』
『外部プリアンプ、イコライザーが欲しいところ』
❸『電池駆動不可』
『電源がない野外ライブなど』
『TC ELECTRONIC BodyRez』はどんな人におすすめ?
❶『生音は良いのにスピーカーを通すと音が違う』
『ラインサウンドそのものを変化』
アコースティック楽器をステージで演奏する方は、そのサウンドの変化に悩まされている方は多いのではないでしょうか。
『全然アコギのサウンドっぽくない』ため、エレアコにもかかわらずマイク録りをする方もいるでしょう。
ただマイク録りはマイクが固定されているため、少しでもギターが動くと音の変化があり不安定になります。
パフォーマンスを最大限に発揮するにはラインで繋ぐ方が良いでしょう。
そんな方に『BodyRez』は打って付けのアイテムです。
❷『超簡単にピエゾサウンドを緩和させたい』
『難しい設定は必要なし』
細かな設定をする必要もなく、繋いでON、そしてワン・ノブコントールでお好みに調整するだけです。
ライブのリハ・本番などに素早いセッティングが行えるのため、とても重宝できるアイテムになるでしょう。
『TC ELECTRONIC BodyRez』はどこで買うのがおすすめ?
『TC ELECTRONIC BodyRez』は楽器販売店やギター専門店、電子楽器を取り扱っている家電量販店などで購入することができます。
近くに楽器店などがないかたはAmazonや楽天市場などのECサイトで購入も可能です。
特にネットショッピングでの購入は楽器専門のオンラインストアがおすすめ。
有名なところでは『サウンドハウス』です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただき、すこしでも参考になっていただけたら嬉しくおもいます。
さいごまでご覧いただき誠にありがとうございました。
【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。
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