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【女性向けギターFコード克服練習法】挫折する前にやるべきこと

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この記事はこんな方におすすめ
  1. 『ネットや教本、動画などいろいろ見たけど音が鳴らない』
  2. 『アルペジオで弾くと綺麗に響かない』
  3. 『女性は手が小さいから弾けない?』
  4. 『コツがつかめず手が痛くて挫折しそう』
  5. 『小指短いせいなのか、指がとどかないですけど?
<strong>筆者</strong>
筆者

音楽・ギター歴20年以上、音響の仕事経験のある筆者が『ギターのFコード』について詳しく解説しますよ。

これまでギターを教えた方の8割ほどは女性のかたでした。

ただでさえFコードは難しいのに女性のかたはとくに苦戦していたように思います。

男性の方であれば、力任せでいける部分もありますが、そうもいきませんよね。

それではと思い、教本などに書いてない克服法をいくつか紹介したいと思います。

タイトルには『女性向け』となっていますが初心者の男性やこどものかたにもおすすめです。

私なりではありますが、少しでもお役にたてれば幸いです。

※現在は個人レッスンはおこなっていません

筆者について

音楽歴20年以上、主にギタリストとして活動。プロアーティストをメインに全国各地でサポートギター、レコーディングなどに参加。海外遠征や某メジャーアーティストのツアーライブサポート経験あり。年間最高150ステージ以上、通算1000ステージ以上のキャリア。DTM製作も行っておりアーティストや企業などに楽曲提供。下積み時代に音響関係の仕事に関わりPA機材など知識もあり、新規店舗などの音響設置のコンサルなども行う。また介護・医療施設などの音楽レクを取り入れたボランティア活動もしております。

【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。

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Fコードとは?

克服法の本題に入る前に先ずは『Fコード』について解説します。

初心者の難関コードでもある『Fコード』の正式名称は『Fメジャーコード』ですが省略されて呼ばれることが多い。

譜面上では『F』が一般的ですが、『F △』『F maj』など書いていることもある。

Fコードの構成音

Fコードは『ファ』『ラ』『ド』の3つの音で構成されています。

Fコードの構成音
  • 『ファ』1度または根音(こんおん)と呼ばれ、構成音の土台となる音。楽器で例えるとベースの部分になる、また『1st』『R(ルート)』などで表記される。
  • 『ラ』の音は長3度でコードの『メジャー(M)』『マイナー(m)』に関係する音。この3度の音が半音低くなると短3度で『ラ♭』となりコードも『Fm(Fマイナー)』となる。
  • 『ド』の音は完全5度コードの安定性をきめる音。1度と5度だけを使った『パワーコード』などはエレキギターでよく使用されるコードです。

Fコードって6つの音じゃないの?

全弦押さえているから6つと思いますよね。

下のイラスト画像で見ると

ギターのFコードでは6弦から『ファ』『ド』『ファ』『ラ』『ド』『ファ』の順に並んでいて、『ファ』の音は3つ『ド』は2つ『ラ』が1つになっています。

ギターのFコードでは『ファ』の音は1オクターブ上と2オクターブ上、『ド』には1オクターブ追加された音が加わっていることになります。

基本の押さえ方

『Fコード』の押さえ方についてもう一度おさらいしてみましょう

  • 親指はネックの裏側に置く
  • 人差指で6・2・1弦を意識して押さえる
  • 人差指の「腹」ではなく「側面」で弦を押さえる
  • 人差指はボディーフレット近くに
  • 中指・薬指・小指が上下の弦に触れていないか確認
  • 最後にFコードを押さえながら6弦から順に1音ずつ確認

Fコードが押さえられると幅が広がる

Fコードができるとバレーコード(セーハ)できるため、さまざまなコードが弾けるようになります。

さらに中指を外せば、『マイナーコード』にもなります。

似てるコードでは『Bm』『Cm』『C#m』などいろいろあるよ。

最初のうちは指の位置がわかりにくくなるけど、理解できればこっちのものです。

難しいハイコードなどもいつかは弾けるようになります。

弾けるようになるまではどれくらいの期間が必要?

いくらやっても上達しない、何日頑張れば成果がでるの?

なかなか弾けないと、少し焦ってきますよね。

私のまわりの統計になりますがギター経験0の方で、Fコードをマスターした期間を教えます。

Fコードが綺麗に鳴るまでの期間
  • 早い方では1~3日
  • 平均では1~2週間
  • 遅い方で1ヵ月近く

もちろん練習量なども関係してきますが、仕事や学校、遊びなどで忙しくてなかなかギターを触れないって方もいます。

初心者のころは練習の間隔が空きすぎると、忘れてしまうのも早いので出来るだけ日は空けないように練習するのがポイントです。

手が痛くて弾けない、ほとんど夜中にしか触れない

というかたには、『手首を使ったコードフォーム練習』がおすすめです。

右利きの方は右腕、左利きの方は左腕をギターのネックに見立ててコードフォームの練習します。

感覚は少し異なりますが、全くしないよりは良い方法ではないでしょうか。

これなら職場や学校、夜中などいつでもどこでも練習は可能です。

ですがこれだけではうまくはならないのでギターもしっかり触れるときに弾きましょう。

<strong>筆者</strong>
筆者

ちなみに私が初心者だった頃は、毎日やって納得いくのに1月ほどかかりました。

正直、原因がわからず頑張って指の力がついたのか、弾けるようになりました。

1ヵ月かかった理由はギターのネックが順反りに曲がっており、弦高がものすごく高くなっていたんですね、それに気づかず練習を続けていました。

おかげで指の皮が厚くなり、鍛えられましたが。

ギターを弾くための準備はできてますか?

ギター練習する前にはあるていど準備を整えておくことが大事です。

【準備❶】爪は切れてますか?

深爪はNG

CコードやGコードなど弾いている時はそこまで爪のことを気にしてなかったかたも多いんじゃないでしょうか?

Fコードを弾くにはあるていど爪を切っておいたほうが良いでしょう。

ただし、深爪はダメですよ。

弦を押さえるから深いほうが良いと思っている方も多いようですが、かえって逆に痛くなってしまうので注意してください。

また、弦に引っ掛かることもあるのでヤスリで削るのもよいですね。

【準備❷】ストレッチしていますか?

指や手首のストレッチをしましょう

Fコードは複雑な指のカタチなので指間や両手首などストレッチ、マッサージをしておくとよいでしょう。

冬場など末端冷え性のかたはとくに手のまわりは温かくしておくことが大事。

良く動くようにキツめにするかたもいますが、逆に手を痛めてしまうので軽く痛気持ちい程度で。

【準備❸】ギター弦は錆びていませんか?

弦が錆びていたりすると、音がビビったり、音が濁ったり、弾きにくい原因にもなるので交換する方が良いでしょう。

ちょっとお高くなりますが、弦にコーティングが施された『エリクサー』の弦は非常に錆びにくく音も良いのでおすすめです⇩

『アコースティックギター』

エレキギターの弦⇩

<strong>筆者</strong>
筆者

では、準備が整ったら本題にはいっていきましょう

『Fコード克服練習方法』

とりあえず一旦『Fコード』を弾くのをやめる

ここにきて『え?なんで?』となりますが、

Fコードがなぜ難しいのか、何が難しいと考えてみた結果、いきなりあの複雑な押さえ方をするのが初心者には無茶があると感じました。

もちろん練習すれば弾けるようになりますが、手や指、手首が痛くなったり、指が吊ったり、そうなると結果、嫌になって挫折してしまいます。

もちろん手や指は痛くなるのは当然ですが、徐々にしていくことで多少なりとも軽減することはできます。

最終的にはFコードを押さえることになるのでご安心ください。

<strong>筆者</strong>
筆者

では、『LESSON❶』からはじめていきましょう

『LESSON❶』ルート音だけで弾く

【難易度★☆☆☆☆】

⇐ヘッド側/ボディー側⇒
人差し指1本から
  • 6弦1フレットに人差し指を置きます
  • 押さえることが出来たら、6弦だけ音を鳴らしてみます
  • しっかり音が出るのを確認したら、6弦1本だけをいろいろなリズムでピッキングします。

先ずは人差し指をだけを使って押さえます。これなら簡単ではないでしょうか。

しばらくはこれでピッキングして音が安定するまで鳴らしてみましょう。

人差し指はFコードの軸となる部分と、コードの土台となる『ルート音(ベース)』も兼ね揃えてるのでとても重要です。

<strong>筆者</strong>
筆者

【ココがポイント

人差し指はなるべくギターボディー側に押さえましょう

↑のあたりを意識して押さえましょう。

ネックの裏からみて人差し指の先が2~3ミリ出てる程度

【ネック、コードを支える親指も大事

親指は指の腹半分から側面で、第一関節を超えないあたりがポイント

『LESSON❷』1度・5度のパワーコードを弾く

【難易度★★☆☆☆】

⇐ヘッド側/ボディー側⇒
薬指を追加
  • 5弦3フレットに薬指を追加します
  • 押さえることが出来たら、6弦と5弦を1音ずつ鳴らしてみます
  • しっかり1つ1つ音が出るのを確認したら、6弦から4弦まで『ジャカジャカ』ストロークしてみます。

これが出来たら1度・5度のパワーコードが完成です。

ここまでならさほど難しくないと思いますが、指がこのカタチを覚えるまで何度も繰り返します。

続けていけば調整せずとも1発で指がそのフォームになります。

その頃がきたら次のLESSON❸に行きましょう。

<strong>筆者</strong>
筆者

【ココがポイント】

5弦3フレットの薬指はギターヘッドよりに押さえよう

薬指の弦が当たる位置は若干右よりになります。

『LESSON❸』1度・5度・Octのパワーコードを弾く

【難易度★★★☆☆】

⇐ヘッド側/ボディー側⇒
小指を追加
  • 4弦3フレットに小指を追加します
  • 押さえることが出来たら、6弦から3弦まで1音ずつ鳴らしてみます
  • しっかり1つ1つ音が出るのを確認したら、6弦から4弦まで『ジャカジャカ』ストロークしてみます。
  • 一旦手を放し、リラックスしてからまたこのフォームを押さえます
  • これを繰り返し15分間集中して行います。

このあたりから少しやりづらいと感じる方も多いんではないでしょうか?

まだまだ指が柔軟に動いていないかもしれません。

休憩を挟みながら、ゆっくり行いましょう。

瞬時にこのコードフォームできるようになれば『LESSON❹』にいきましょう

<strong>筆者</strong>
筆者

【ココがポイント】

4弦3フレットの小指はギターボディ側に押さえる

小指も若干右寄りに押さえると良いでしょう

『LESSON❹』中指を追加して弾く

【難易度★★★★☆】

⇐ヘッド側/ボディー側⇒
中指を追加
  • 3弦2フレットに中指を追加します
  • 押さえることが出来たら、6弦から3弦まで1音ずつ鳴らしてみます
  • しっかり1つ1つ音が出るのを確認したら、6弦から3弦まで『ジャカジャカ』ストロークしてみます。
  • 手が痛くなったら、休憩
<strong>筆者</strong>
筆者

【ココがポイント】

3弦2フレットの中指はボディー側に置きましょう

中指は若干左寄りに押さえると良いでしょう

『LESSON➎』Fコード完成形で弾く

【難易度★★★★★】

⇐ヘッド側/ボディー側⇒
  • 人差し指を使って1弦2弦を押さえます
  • 押さえることが出来たら、6弦から1弦まで1音ずつ鳴らしてみます
  • 上手く鳴らない場合は、もう一度最初から組み立てなおします
  • しっかり1つ1つ音が出るのを確認したら、6弦から1弦まで『ジャカジャカ』ストロークしてみます。
  • 手が吊りそうになったら一旦ストップしましょう
<strong>筆者</strong>
筆者

【ココがポイント】

押さえている他の弦にも影響するので人差し指は必要最小限の力で押さえる

1弦2弦を押さえる人差し指は第2関節付近の側面でおさえるのがポイント

【1・2弦の音がペコペコしてちゃんと鳴らない場合は】

親指を1・2弦当りに向かってグッと押してみましょう。

それでも押さえられない場合は?

❶カポタストをつけて練習する

カポタストをつけると弦高が低くなるため、弾きやすくなります。

ただし、音程までも変わってしまうのでFコードのフォーム練習として使用しましょう。

まだ、カポタストは持ってないよという方はこちら

❷省略、簡単バージョンで弾く

代わりになるFコード、代用コードで練習する。

つまりイラストの様な別の押さえ方でFコードをつくる方法です。

親指が押さえれない方は『人』『中』『薬』から始めてみてください。

そのほかの弦はミュートできるように調整する必要があります。

代用できるコードにはいくつか種類があるので調べてみて自分に合うのを探してみるのも良いでしょう。

❸ギターの弦のゲージ(太さ)を変えてみる

弦の太さを変えるだけで、弦のテンションが下がり弾きやすくなります。

ただし、音にハリが無くなるので慣れてきたら好みのゲージの弦に張り替えると良いでしょう。

『アコースティックギター』の弦⇩

『エレキギター』の弦⇩

❹弦高を調整してもらう

弦高が高すぎてませんか?

一度、ギターに詳しい方か、ギター専門店、楽器店などで弦高を見てもらいましょう。

➎弾きやすいギターを探す

アコギのかたで今のギターが弾きにくいと感じているかたは『ミニギター』もおすすめです。

一般的なアコギよりも1~2まわりほど小さく、スケールも短いので弾きやすいです。

『まとめ』

この記事のまとめ

■『Fコード』とは

  • Fコードは『ファ』『ラ』『ド』の3つの音で構成されていて、初心者にとっては難関コードの1つでもある。
  • 初心者の難関コードでもある『Fコード』の正式名称は『Fメジャーコード』ですが省略されて呼ばれることが多い。

■『Fコード克服練習方法』

  • 【難易度★☆☆☆☆】ルート音だけで弾く
  • 【難易度★★☆☆☆】1度・5度のパワーコードを弾く
  • 【難易度★★★☆☆】1度・5度・Octのパワーコードを弾く
  • 【難易度★★★★☆】中指を追加して弾く
  • 【難易度★★★★★】Fコード完成形で弾く

■『それでも押さえられない場合は?』

  • ❶カポタストをつけて練習する
  • ❷省略、簡単バージョンで弾く
  • ❸ギターの弦のゲージ(太さ)を変えてみる
  • ❹弦高を調整してもらう
  • ➎弾きやすいギターを選ぶ
<strong>筆者</strong>
筆者

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでいただき、すこしでも参考になっていただけたら嬉しくおもいます。

さいごまでご覧いただき誠にありがとうございました。

筆者について

音楽歴20年以上、主にギタリストとして活動。プロアーティストをメインに全国各地でサポートギター、レコーディングなどに参加。海外遠征や某メジャーアーティストのツアーライブサポート経験あり。年間最高150ステージ以上、通算1000ステージ以上のキャリア。DTM製作も行っておりアーティストや企業などに楽曲提供。下積み時代に音響関係の仕事に関わりPA機材など知識もあり、新規店舗などの音響設置のコンサルなども行う。また介護・医療施設などの音楽レクを取り入れたボランティア活動もしております。

【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。

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