- 『BOSS OC-5』とは
- 『BOSS OC-5』のメリットとデメリットが知りたい
- 『BOSS OC-5』はどんなひとにおすすめ?
- 『BOSS OC-5』はどこで買えばいい?

音楽・ギター歴20年以上、音響の仕事経験のある筆者が『BOSS OC-5』について詳しく解説しますよ。
これから購入を考えている方や、そうでない方も是非参考にしていただけると幸いです。
音楽歴20年以上、主にギタリストとして活動。プロアーティストをメインに全国各地でサポートギター、レコーディングなどに参加。海外遠征や某メジャーアーティストのツアーライブサポート経験あり。年間最高150ステージ以上、通算1000ステージ以上のキャリア。DTM製作も行っておりアーティストや企業などに楽曲提供。下積み時代に音響関係の仕事に関わりPA機材など知識もあり、新規店舗などの音響設置のコンサルなども行う。また介護・医療施設などの音楽レクを取り入れたボランティア活動もしております。
【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。
『BOSS OC-5』とは

『BOSS OC-5』とは
ギターやベースサウンドに-1~ー2オクターブ、+1 オクターブを付加することのできるオクターバーペダル。
OC-5はモノフォニック・オクターブペダルのVINTAGEモード、コード演奏などにも対応したPOLY モードが搭載しており、ギターソロやベースプレイ、コード演奏、アコースティックギターなどあらゆる演奏シーンに合わせて使用できるオクターバーペダルです。
コント ロール | ペダル・スイッチ、GUITAR/BASS スイッチ、VINTAGE/POLY スイッチ、 DIRECT LEVEL つまみ、+1OCT つまみ、-1OCT つまみ、-2OCT/RANGE つまみ |
接続端子 | INPUT 端子:標準タイプ、OUTPUT 端子:標準タイプ DIRECT OUT 端子:標準タイプ、DC IN 端子 |
消費電流 | 55mA アルカリ電池(9V 形)連続使用時の電池の寿命:約7 時間 DC9Vセンターマイナスアダプター(別売) |
外形寸法 | 73(幅)× 129(奥行)× 59(高さ)mm |
質量 | 440g(乾電池含む) |
付属品 | 取扱説明書、チラシ、アルカリ電池(9V 形)、保証書 |
『BOSS OC-5』の魅力的ポイント

❶『コードにも対応したPOLYモード』

『LOWESTが追加』
全モデル『OC-3』から搭載された機能で、コード演奏など複数の音声を入力してもオクターブエフェクトがかけられる『POLYモード』
コードプレイに使用したりオクターブ奏法に使用したりと音に厚みを加えることができます。
またOC-5から追加された『LOWEST』和音の最低音のみに-1 オクターブ・サウンドを得ることが可能
アコギやジャズギターなどのコードプレイに使えば、疑似ベースを追加することもできる。
❷『+1オクターブかけられる』

『疑似12弦ギター』
OC-5から新しく追加された『+1OCT ノブ』は原音に1オクターブの音を付加することでき、12弦ギターのようなサウンドも作り出せる。
❸『VINTAGEモード』

『名機OC-2を再現』
1982年に誕生したモノフォニック・オクターブペダルの名機OC-2 のサウンドを忠実に再現したVINTAGEモード。
単音でしか使用することができないが、POLYモードより音が太く、レスポンスがないのが大きなポイント。
ギターソロやベースなどに使用すれば、図太く、迫力のあるサウンドを作り出せる。
『BOSS OC-5』のデメリット

❶『レイテンシーの問題点』
『POLYモード使用時』
耳の良い方ならわかるかもしれませんが、若干の遅延を感じることがあります。
そこまで大きな遅延ではありませんが、安い遅延の大きいワイヤレスシステムなどとの組み合わせはできるだけ避けた方が良いでしょう。
❷『正確なピッキングが必要』
『ピックアップセレクト時で、反応が違う』
使用のピックアップやピックアップセレクトなどによっても、反応は変わってきます。
個人的には『ハムバッキングピックアップ』と『フロントピックアップ』が反応が良い気がします。
また、ピッキングもしっかり鳴らさないと反応悪い場合があるので、気になる方は『コンプレッサー』などを併用するのがおすすめです。
『BOSS OC-5』はどんな人におすすめ?

❶『ベースレスバンドにおすすめ』
『ベース代わりにOC-5』
OC-5の出力部には、エフェクトのかかった『OUTPUT』とギターのドライ音『DIRECT OUT』が装備されており、個別に出力することが可能。
たとえば、エフェクトのかかった『OUTPUT』からベースアンプに、ギターのドライ音『DIRECT OUT』ギターアンプに入力するといったことも可能です。
❷『図太いギターソロにおすすめ』

『オクターブユニゾンで印象的なサウンドに』
3ピースバンドや、サイドギターが不在のバンドなどでギターソロを弾く場合、どうしてもサウンドに迫力が欠けてしまうことがあります。
そんなときにギターの単音にオクターブを加えることで厚みが加わり、図太く力強いギターソロサウンドを作り出すこともできます。
❸『ジャズギターやフィンガースタイルギターにも』
『コード弾きのベースラインに』
コード演奏に最適なPOLY モードでは、RANGEノブを使用してエフェクトのかかる帯域を指定可
ベースラインを際立たせるようにするため、低音をあげたくなることはありますが、それではサウンド全体のバランスも崩れることがあります。
OC-5を使えば、原音にオクターブを付加することができるため、原音を保ちつつベースラインを際立たせることができます。
『BOSS OC-5』はどこで買うのがおすすめ?

『BOSS OC-5』は楽器販売店やギター専門店、電子楽器を取り扱っている家電量販店などで購入することができます。
近くに楽器店などがないかたはAmazonや楽天市場などのECサイトで購入も可能です。
特にネットショッピングでの購入は楽器専門のオンラインストアがおすすめ。
有名なところでは『サウンドハウス』です。
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まとめ

■『BOSS OC-5』とは
- ギターやベースサウンドに-1~ー2オクターブ、+1 オクターブを付加することのできるオクターバーペダル。
- OC-5はモノフォニック・オクターブペダルのVINTAGEモード、コード演奏などにも対応したPOLY モードが搭載しており、ギターソロやベースプレイ、コード演奏、アコースティックギターなどあらゆる演奏シーンに合わせて使用できるオクターバーペダルです。
■『メリット』
- ❶『コードにも対応したPOLYモード』
- ❷『+1オクターブかけられる』
- ❸『名機OC–2を再現したVINTAGEモード』
■『デメリット』
- ❶『レイテンシーの問題点』
- ❷『正確なピッキングが必要』
■『どんなひとにおすすめ?』
- ❶『ベースレスバンドにおすすめ』
- ❷『図太いギターソロにおすすめ』
- ❸『ジャズギターやフィンガースタイルギターにも』
■『どこで買えばいい?』
- ミュージシャンに人気のサウンドハウスがおすすめ

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただき、すこしでも参考になっていただけたら嬉しくおもいます。
さいごまでご覧いただき誠にありがとうございました。
音楽歴20年以上、主にギタリストとして活動。プロアーティストをメインに全国各地でサポートギター、レコーディングなどに参加。海外遠征や某メジャーアーティストのツアーライブサポート経験あり。年間最高150ステージ以上、通算1000ステージ以上のキャリア。DTM製作も行っておりアーティストや企業などに楽曲提供。下積み時代に音響関係の仕事に関わりPA機材など知識もあり、新規店舗などの音響設置のコンサルなども行う。また介護・医療施設などの音楽レクを取り入れたボランティア活動もしております。
【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。
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